この日は、事前に予約していた送迎タクシーで、フエからホイアンへ移動しました。
途中での観光ストップは入れず、ほぼ直行だったので、所要時間はおよそ2時間半ほどでした。
ホイアンの旧市街に足を踏み入れた瞬間、まず目に飛び込んでくるのは、黄色い壁の建物とカラフルなランタンたち。
同じベトナムでも、ハノイやフエとはまったく違う、どこか中世の港町のような雰囲気で、「別世界に来たなあ」と感じました。
昼は洋食でひと休み
ベトナムに来てから毎日ベトナム料理を楽しんでいましたが、このあたりで少しだけ味変をしたくなり、ランチは思い切って洋食に。
ホイアン旧市街のレストラン(CARGO CLUB)でピザ、チャーハン、ビスク(スープ)を注文し、久しぶりの“がっつり洋風”の味を楽しみました。





ベトナム料理とはまた違うこってり感と、ほどよい塩気がなんだか新鮮で、「たまにはこういう日もいいよね」と話しながら、しっかり完食。
曇り空で少し蒸し暑い中でしたが、外のテラスで川を見ながら、食事を楽しみました。
日本人ゆかりの来遠橋
午後の街歩きでは、ホイアンの象徴ともいえる来遠橋(日本橋/Japanese Covered Bridge)へ。
この橋は、16〜17世紀ごろにホイアンに住んでいた日本人商人たちが建てたとされており、当時は川の両側に日本人街と中国人街があったそうです。
その昔、ホイアンには日本人が約1,000人ほど住んでいたと言われていて、国際貿易港として栄えていた歴史を、今も町並みの中に感じることができます。
日本から遠く離れたベトナムの小さな町に、日本とのつながりが残っているのを目の当たりにして、なんだか誇らしいような、不思議な気持ちになりました。



夜はMorning Glory Originalでホイアングルメ
夜は、事前に予約しておいた人気レストランMorning Glory Originalへ。
ホイアン旧市街の中心部にある有名店で、地元の家庭料理やホイアン名物が一度に味わえることで知られています。
この日は、ホイアン名物のホワイトローズ(蒸し餃子)、揚げワンタン、そしてカオラウ(きしめんのような太めの米麺と豚肉・野菜を合わせた料理)をオーダー。
どれも見た目が華やかで、味も優しく、日本人の口にもとてもよく合うもので、「ホイアンのごはん、おいしい!」とテーブルで何度も言ってしまうほどでした。





夜のランタンと灯籠流し
レストランを出るころには、外はすっかり日が暮れていて、ホイアンの旧市街はランタンの灯り一色に。
昼間には見かけなかった屋台や出店もたくさん並び、まるでお祭りのような賑やかさになっていました。

屋台では、ヌテラが塗られたバナナクレープのようなデザートを購入。
見た目どおりの「チョコバナナクレープ味」で、甘党にはたまらない一品で、歩き疲れた体にうれしい糖分補給になりました。

ホイアン名物のひとつが、川沿いでのボートに乗っての灯籠流し。
私たちも長蛇の列に並び、ようやく小さなボートに乗り込んで、川の上からランタンの灯りに包まれたホイアンの夜景を眺めました。
灯籠を流すときには、ひとつ願い事を込めるのが習わしだそうで、私たちは「残りの旅の安全」をそっとお願いしました。
静かな川面に流れていく小さな灯りを見つめていると、一日の疲れもふわっとほどけていくような、穏やかな気持ちになります。



その日はHoianan Boutique Hotelというかわいらしいホテルに宿泊。
たくさん歩いて、たくさん食べて、あっという間に過ぎていったDay6。
黄色い町並みとランタンの灯り、歴史とグルメと夜景がぎゅっと詰まったホイアンは、今回のベトナム縦断の旅の中で、一番好きな街になりました。

